2008年01月23日

興味

現在勤務している工場では特注の照明器具等を製造をしているのだが、今では職種としての魅力は失せている。それは特注照明器具は中国やタイなどの工業技術が急激なスピードで伸び、国内ではシャンデリアなどの装飾照明器具は全くと言っていいくらい製造が出来なくなってしまっていることから明らかだから。

昔とある大企業の工場長に「特注照明器具の設計力は自信があります。」と若者らしく見栄を切った頃がとても懐かしい。あの頃は特注照明器具工場として長年培って来た自信がどこかにあったのだと思うのだが、ブローカー的な仕事が主となる現在では特別な製造技術よりもお金の計算と折衝力という営業センスがモノを言う。個人的には特注照明器具工場という看板をつけていることがこっ恥ずかしくて抵抗を感じてしまうが、それが時勢なわけだ。

威勢のよかった頃は同業他社には負けまいと仕事にはずいぶんと真面目に立ち向かったものだから、精神的に毎日がとても疲れていた。けれどこのごろは仕事では見つけられなかった楽しみを他に持つことが出来るようになったので人間としての生活は充実しつつあるかな。そこでは人と向かい合える歓びがある。
そもそも真剣であればあるほど納得出来ないことには首を立てにはふれない。適当に対応していれば「まぁいいんじゃないの」とやり過ごせてしまう。そういう仕事に興味を持とうとすること事態にかなり無理を生じるようになってきていたのだと思う。

誰かが時々常套手段ともいうべき常識的な考えを語ることがあるけれど、そういうものが度々腑に落ちなかったことはしばしばある。
実際はその常識などと言うものは自分自身次第。常識に縛られている時は視野が狭くなっていて<二者択一>だとか、「絶対に〜しなければならない」という考えから抜け出せなくなってしまっている。だが選択肢というのは無数にあり、どれをとっても間違いではないのだから、他人が気に入ろうが入るまいと自分自身が魅力を感じる事を一番に選べばいいわけだ。

同級生に仕事は80%だけど音楽は120%力を入れている。というユニークな考えを持っている奴がいる。真面目な方が聞いたら不真面目な奴だなぁとなりそうだが、オレは彼が<釣りバカ日誌のハマちゃん>のようでとても羨ましい。
また蛙の研究家だったと思うけれど、会社で役が付くと思うように研究が出来なくなるので、会社では出世しないことを条件に研究を続けている人もいる。
そんな風に自分のやりたいことを続けている人の顔は生気に満ちている。とっても素敵な人生だと思う。

降って湧いてくる魅力、知識を蓄積した魅力、長年継続してきた魅力・・・そういうモノをいつも探し続けるような生活に興味が尽きる事はない。
posted by Johnny-Dee at 10:51| Comment(4) | TrackBack(1) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
現在私は仕事が趣味みたいになっていて、楽しくてしょうがないのですが、きっとそれは経営が絡んでないからだと思う。
従業員に払うお給料の事まで、頭を悩ましていたら、無責任な冒険仕事はなかなか出来ないだろうから。
かといって同じ所に立ち止まって世の中についてけなくなれば、アッという間にやられちゃう。
ほどよく頭が柔らかくて、ほどよく堅実で。
誠に経営とはむつかしい。

だけど、日々進化するからモノ作りは楽しい。
限られた制約のなかで、いかに冒険するか。
迷路の出口を見つけだすような。
見つかった時にはヨロコビもひとしお。
それに、出口はたったひとつでもないしね。

うん。しかし、こう考えていくと経営というのも同じような楽しみなのかなあ。
Posted by misssa at 2008年01月23日 22:51
misssaさん

仕事が趣味みたいというのはこれ幸せかと。

勤務している会社には協力していただいている工場さんが数社。
皆さんひとりで独立されてものづくりをされているのですが、そこは経営者兼職人兼趣味の世界なんですね。いつ伺っても「つくったるでー、まかしとき、んでなんぼや?」というエネルギーが湧いてくる大好きな場所です。
まさに日進月歩!
ところがなんとIT社会ではそれでは間に合わなくて秒進分歩というらしいのだから・・・参った。
Posted by Johnny-Dee at 2008年01月24日 18:19
仕事してる?
Posted by な at 2008年04月21日 01:33
なさん

ROCKしてる♪
Posted by Johnny-Dee at 2008年04月21日 19:18
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